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2013年5月19日日曜日

第2章 ラブ・スパンキング1  ずるっと公開っ!


第2章 ラブ・スパンキング1



 


男としてどうしても恥ずかしい行為の一つに、女子によるペニスの観察がある。
 真っ赤に腫れ上がったお尻を眺められるのと同じくらい、ペニスの鑑賞は恥ずかしいと思う。
 なぜなら女子の頭の中に、「あぁ、こいつのおち○ちんは、他の男子に比べサイズが小さいな」とか「右に曲がり過ぎなんだけど(笑)」と考えているのが分かるからだ。
 だから、できることなら見られたくないし、お尻と違って、ペニスは女子の命令があっても隠して良いとなっている。
 もちろん、強情張って隠し続けると、お尻叩きが待っているが…。
 
このペニス鑑賞だが、ウチの会社では当たり前に行われている。
お尻はパウダーやローションで色艶をごまかせるし、写真だとどうしても『レンタルする側』が自分の理想を写真とともに頭に浮かべてから、依頼をかけてくる。
ネット商品でも、実際に届いたらデザインが微妙に違ってがっかりしたという経験があるだろう。
あれがスパンキングをとても強く期待していた男子のお尻で起こったら、強いクレームを入れたくなるのは当然かもしれない。
しかしペニスは違う。
はっきりと数値化出来るのだ。
・長さは勃起時、18センチ。
・やや左曲がり。
・仮性包茎。
・陰毛は学生時代に永久脱毛済み。
とまぁ、こんな感じだ。
実際、俺のパンフレットにも身長体重、お尻のタイプ(大福型か、こんもり山型か、垂れ気味か、引き締まっているか等)の他にペニスの数値が書き込まれている。

なぜこの話を、次に持ってきたかというと…。
ロングヘアーの彼女、向日葵さんに初めてお尻を叩かれたのがこの時だったからだ。
 

 午後の鐘がなる。
 正確には、鐘の音をアナウンスで流しているだけだ。
 うちは今時珍しいくらいに古風な会社で、就業開始時刻と昼休みの始まりと終わりに、そして終業時刻に鐘の音を流す。
 今は昼休みが終わったチャイムだ。
「さて。
 えっと……。仲秋先輩…でしたよね?」
 自分が間違えていないか心配そうに、でも真っ赤に腫れ上がった俺のお尻を見てクルクルと楽しそうに…向日葵さんはそう確認してきた。
「うん。
 このお尻は間違いないかなっ」
 この一言で、彼女がとてもさっぱりとした、竹を割ったような性格だと分かる。
「じゃあ、失礼しますね」
「え? いぎっ!」
 まさか後輩に…。
 耳を捕まれ、引き回されるとは思わなかった。
「痛い痛い痛いっ!!!!」
 俺の声は誰にも届かないと言わんばかりに、向日葵さんは俺の声を無視したまま、俺の耳を引いて歩いてゆく。
耳の高さを低い位置に固定された状態で歩くと、必然的に女性のお尻と俺の頭の高さが同じになる。
 向日葵さんのお尻は、スカートの上からでも分かるくらいに引き締まっていて、張りのあるお尻だった。


 向かった先は会議室。
 今日が新入社員のためのレクレーションの日だからだ。
 このレクレーションは、新入社員のためだけでない。
 参加させられる男子は、新入社員だけではないからだ。
つまり俺のような…結果が残せないような男子社員は罰として新入社員のレクレーションに強制参加することになる。
 ウチの課からは、俺と伊藤が参加。
 朝、課長が伝えた通りだ。

去年は新入社員として参加したからよく分かる。
 男子は、ペニス鑑賞会とお尻叩き基本講座。
 これを『される側』として参加しなければならない。
 女子は逆だ。
 『する側』として参加する。
女子の参加は強制ではない、不参加もOKだ。
 部署によっては即戦力として人数を必要としている部署もあるからな。
 参加しても、しなくても良い。
 ………。
 まぁ、そうは言っても女子もほとんど全員が参加することになるのだが…。
「付きましたよ。仲秋先輩❤」
 向日葵さんはドアの前に立つと振りかえって、俺に嬉しそうな微笑みを浮かべてくれた。
「あ…あのっ!」
「ん? 何ですか? 先輩」
「あの…耳を離して下さい。
 ………お願いです」
 俺の消え入りそうな声を向日葵さんは、黙って聞いて、少し考えてから聞き返してきた。
「そうですねぇ。
 逃げたりゴネたりしないでいい子に出来るなら、いいですよ?」
 彼女の一言は、俺に会社からの信頼がないということを理解しての言葉だった。
 彼女なりに、よく知らない俺をにどう対応するべきか理解できているからこその「逃げたりしないなら…」の言葉だ。
 頭が良い。
 しかも、はっきりとそれが言える、竹を割ったような性格。
 俺はそんなことを考えながら、彼女に
「逃げたり…しません」
と答えた。
多分それでも離してもらえないだろうなぁ、と思いながら。
「じゃあいいよ」
「へ?」
 向日葵さんは耳を離すと、その手でドアを開けてくれた。
 俺は今でもあの時のことが忘れられない。
 多分、彼女を愛したのはこれがきっかけだと思うから。

どうやらレクレーションの司会進行はウチの、営業第二課の課長の仕事らしい。
「は~い。
 じゃあ、男子は全裸になって。
参加者の女子の皆さんは全裸になった男子の中から、パートナーを決めて下さい。
 女子に選んでもらえなかった男子は壁際に立っててね」
 先程まで俺を怒っていたとは思えないような優しい口調で、課長はそう告げた。
「じゃあ、あたしは仲秋先輩にしよっかな!」
「え…あ、…あの…」
「ほ~らっ。
さっさと来る!」
 ケタケタと笑う向日葵さんに腕を引かれ、俺は彼女の座る椅子の右側、横に正座した。
 ここが男子の定位置だからだ。
 お尻叩きを受ける際、女子が椅子に座っているのであれば、女子の利き腕の方の床に座る。
 これは男子のマナーみたいなものだ。
 こうすることでよりスムーズに、OTKのポーズに移行できるからだ。

「はいは~い。
 パートナーの決まっていない女子はいませんね?
 余った男子は、恥ずかしがらずに、おち○ちんを隠さないようにして壁際に立っていなさい。
女子の皆さんはそれぞれ、机に置いてあるレジュメ(プリント)とスパンキング用品の中から好きなものを選んで持って行って。
 早速だけど今から女子の皆さんには、お尻叩きをしてもらいます。
今、皆さんのパートナーになった男子は新入社員か、出来の悪い先輩社員だから遠慮無く、手にとった道具でしっかりとお尻を叩いてあげて。
男子は叩いてもらいながら、レジュメを声に出して読み上げること。
ちゃんと最後まで読んで頂戴。
読み終わったら、女子はパートナー交代よ。
今、余っている男子と今のパートナーである男子を交換して。
そうしたら、もう一回お尻叩き。
男子全員がお尻叩きを受けるまでグルグルと回すからそのつもりでね?」
「は~いっ!」
 女子の返答がキレイに揃ったのを確認すると、課長は長机の上にスパンキング用品、具体的に言えば、スパンキングラケットや、ケイン、それにスパンキングパドル、他には乗馬ムチなどを置いていった。
 道具の数はたっぷりある。
 女子の数よりも多いくらいだ。
 俺は黙って、向日葵さんの帰りを待つ。
 女性の支度は時間が掛かるのが通例だ。
 道具選びにも時間がかかるだろう。
 そう思っていたが、向日葵さんは違った。
 道具をひと通り見るだけで、何も手にせず戻ってきたのだ。
 いや、正確には課長に一言断りを入れてから戻ってきた。
「いや~、道具は無しの方が良いよね」
「え?」
 お尻叩きがこれだけ社会の根幹を為すようになると、道具の重要性は常識でしかない。
 つまり、お尻を叩く側からすると、肉の塊であるお尻を『手で叩く』のは手を痛めるリスクであると広く認識されている。
このコトを考えると、女子は道具を使って男子のお尻を叩くことが普通となる。
結果として…。
男子は手の平で叩いてもらえることなどまず無い。
朝の成績発表の時も一番を獲った稲葉だけが手の平で叩いてもらえている。
他は、全員違う。
あるいは手の平スパは、キスにも等しいご褒美なのだ。
それなのに…。
「いいんですか?」
「…うふふっ」
 向日葵さんは俺の言葉を聞いて、ケタケタと笑い、言葉を続けた。
「ごめんごめん。
仲秋先輩は『先輩』なんだから、あたしに敬語を使わなくても良いんじゃないですか?」
「いや…でも…あの…お尻を叩いてくれる人には…御礼と…敬意を……」
「ああ。
 まぁ、そうですね。
 その考えには賛同します。
 とても『叩かれる側』の、男子らしい素敵な感覚ですね」
「…ど、どうも」
「でもあたしは、手の平でペンペンする方が好きです。
こっちの方が、ダイレクトに伝わってくるんで」
「伝わってくるって…何が…?」
「気持ちですよ。気持ち」
 向日葵さんはそう微笑むと、俺の腕を引いて俺を自分の膝の上に腹ばいに寝かせた。
 俺はレジュメを落とさないように、気をつけながら彼女の上で教科書通りにお尻を上げる。
「ん?
 いいよ、そんなに踏ん張らなくても。
 それより膝から落ちないように気をつけてね」
 向日葵さんはそう言うと、俺の脇腹をぐいっと手で寄せてから、俺のお尻を撫でた。
「朝のスパ痕がまだ残っているね。
 でも…、手加減はしないよ」
課長の『お尻叩きはじめっ!』の声とともに、一斉に会議室中に弾けるお尻叩きの音。
もちろん、向日葵さんもそれに続いた。



パーンっ!!!!

「ふわぁっ!!!!!」
 その手から伝わってくる衝撃は重く。
 的確に、俺のお尻の肉を包み、
 すべての衝撃をしっかりと中の中まで伝えようとしているのが分かった。

パーンっ!!!!

「ぁああっ!!!!」
思わず声が漏れてしまう。
 ……この人、……すごく上手だ……
 そう思っていると、向日葵さんの声が俺に降り注いだ。
「どうしたんですか?
 レジュメ読まないと、お尻叩き終わりませんよ?」
「あ…あうぅ…は、はい…」

パーンっ!!!!

「あひっ!!!! あひっ! あひ!」
「うふふ❤
 可愛いピンク色になってきたね?」
「あぁ、言わないで…。言わないでぇ…」
「ダメだよ。
 ちゃんとレジュメが読めるまでいくらでも続けます」
「そ…そんな……」

パーンっ!!!!

「あぁっ! 痛いっ! 痛いのっ!
 お願いっ! お願いですからっ!」
「『お願い?』
 そういうのは、ちゃんと言うことが聞けるようになってからね」
「い…いやだ……止めて……お願いです……」

パーンっ!!!!

「あっ!」
 叩いてすぐの熱くなっている俺のお尻に向日葵さんの細く、冷たい指がなぞってゆく。
 こそばゆいような、悲しいような妙な気落ち。
 それは、俺のお尻を弄ぶためだけではなく、俺がレジュメを読み上げ始めるための『待ち』のための時間なのだと俺は理解した。
 でなければこれだけお尻叩きの上手な向日葵さんが、わざわざ溜めをつくる必要など無いからだ。
「み、三橋 カナのお尻叩き講座ぁ。
 ひ、一つ。お尻叩きを受ける時は、必ずお尻を高く上げることぉ…」

パーンっ!!!!

「あああぁぁっ! いぐぅっ!」

パーンっ!!!!

「あああっ! ひっ! いぃい」
「ほらほら。読んで読んで」
「あぐぅうう……」
 痛みで言葉が出ない。
 手のひらでこれだけ強く叩けるのは、すごく珍しい。
 というよりも今まで出会ったことのない高いレベルのお尻叩きだ。

パーンっ!!!!

「あぎぃいっ!!!
 ひ、ひとつぅ…お尻叩きを受ける際は、反省しなければならないぃ…ことを…意識してぇ…」

パーンっ!!!!

「あっ! 意識してぇ…しっかり反省することぉ…」

パーンっ!!!!

「あぐぅっ!!!」

 衝撃の後の痛みと熱。
 熱とともに訪れる胸の奥のモヤモヤとした嬉しい感触。
 『反省』とは程遠い感覚。
 そう…なぜか『嬉しい』と俺は感じたのだ。
 理由は分からない。
 でも。 
 彼女のお尻叩きはとても…、嬉しかった。


「は~い。 
しっかり叩けましたか~。
 適当な所で男子を交代させてくださいね~」
 課長の無情な呼びかけに、向日葵さんはにっこりと微笑んでから俺を膝から下ろした。
 そして、「じゃあ、またね」と言ってくれた。
 俺は…お尻にクリームを塗ってから壁際に立つ。
 壁際にはまだパートナーを決められない女子と課長に手を引かれおち○ちんを隠せないようにされている男子たち。
 俺はその列に加わって、今までにない心の震えを感じていた。



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